アルミ鍛造品のご紹介 ― 角型・突起形状にも対応可能

■アルミ鍛造のニーズが高まる背景
近年、自動車部品においては軽量化や加工効率の観点から、アルミ素材の鍛造部品が注目を集めています。

特に車載カメラなど情報量が増え、RF特性・ノイズ・シールド性・熱などの問題からアルミ素材に移行しつつあります。
飯塚製作所では、鉄やステンレスだけでなく、アルミ材を用いた冷間鍛造にも対応しております。

 

■製品の特長
当社が製造するアルミ鍛造品は、以下のような形状・仕様にも対応可能です。

  • 切り口(断面)が揃っている
    素材の流動性と金型設計の工夫により、切断面のばらつきが少なく、加工レスで使用可能なレベルの精度を実現しています。
  • 角型型状
    一般的に鍛造では丸型が多い中、当社では角のある□型状の鍛造にも対応可能です。
  • ケース裏側の突起
    鍛造では再現が難しい裏面突起も、金型設計と鍛造工程を工夫することで一体成形が可能です。二次加工や組付けパーツの削減にも繋がります。

 

 

■対応材質・用途例

材質:アルミ(A1050、A1070など)
用途:自動車部品/電装品用構造部品 など

 

■アルミ鍛造のメリット

  • 軽量で強度を確保できる
  • 切削や圧延に比べて材料ロスが少なく、コスト効率が良い
  • 生産能力が高い
  • 工程短縮・一体化設計による組立性の向上

■おわりに
飯塚製作所では、冷間鍛造の強みを活かしながら、形状や数量、用途に応じて、最適な工法をご提案いたします。
「この形状は鍛造で対応できる?」といったご相談も、ぜひお気軽にお寄せください。