ステンレス(SUS304)外周部異形・内周部偏心カップの冷間鍛造成形 〜高強度・材料費削減・製造原価低減〜
■課題・背景
ステンレス部品は従来、切削加工や溶接によって製造されてきましたが、以下の課題がありました。
- 材料除去が多く、材料費が高騰
- 切削加工では強度不足や寸法精度のばらつき
- 溶接構造では接合部の信頼性低下や工程の複雑化
特に、自動車部品においては「外周部の異形形状」や「内周部の偏心カップ形状」といった複雑形状が求められるため、これら課題を解決する新しい工法が必要とされていました。
■当社の提案内容
当社では、SUS304を冷間鍛造によって直接成形する技術を確立しました。
- 冷間鍛造成形により、外周異形・内周偏心カップを一体成形
- 切削箇所を削減し、工程短縮とコスト低減を実現
- 冷間加工による加工硬化効果で高強度化
■トライ結果とメリット
実績
- 当社では本工法を用いた部品を、自動車部品として量産供給した実績があります。
- 寸法精度・強度特性ともに顧客要求を満足。信頼性の高い製品を安定供給。
メリット
- 材料歩留まり改善による 材料費削減
- 工程数削減による 製造原価低減
- 冷間加工による 高強度化(耐久性向上)
- 一体成形による 品質安定・信頼性向上
- 量産実績あり → 自動車部品分野での適用済み